【アレルギー抑制効果のある乳酸菌情報】

ビールを白濁させる有害菌に効能発見!

菌種・菌株のプロフィール

サッポロビールが信州大学農学部の保井久子教授と共同で研究を進めている乳酸菌。

 

麦芽乳酸菌はビール醸造家には古くから知られる存在で、基本的にはビールを白濁させる邪魔者、敵。

 

ベルギーの「ホワイトビール」のように麦芽乳酸菌の作用を前向きにとらえた商品は稀で、世界的なビールの主流は透明なピルスナータイプだからです。

 

しかし、近年の乳酸菌ブームもあってなのか、従来排除すべき対象としてしか見てこなかった麦芽乳酸菌に隠された効能があるのではないかとの発想が出てきました。

 

乾燥した大麦に付着して生き延び、低栄養・酸性・アルコール存在下の条件で繁殖する麦芽乳酸菌は、一般の乳酸菌よりもはるかに耐性が強い。

 

何か効能が見つかった時には、この耐性の強さもメリットになります。

 

こうして研究を進めたところ、アレルギー抑制機能が発見されました。

 

アレルギー抑制能力の検証結果

アレルギーマウス10匹ずつの2グループの片方にだけ麦芽乳酸菌を与え、3か月間観察。

 

投与20日後から効果が現れ、麦芽乳酸菌投与グループの10匹中8匹にアレルギー症状の緩和が見られた。

 

この結果は、2007年7月11日第13回国際粘膜免疫学会で発表され、特許も出願中です。