【アレルギー抑制効果のある乳酸菌情報】

有名なヤクルトの耐酸性乳酸菌

菌種・菌株のプロフィール

シロタ株は、乳酸菌飲料ヤクルトに入っている有名な乳酸菌。

 

正式学名は、ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株 YIT 9029。

 

京都帝国大学(現京都大学)を卒業した医学博士・代田稔が、耐酸性の強い乳酸菌を選別し抜いて得た乳酸菌。

 

発見者の名前を取ってシロタ株と命名。

 

同氏は後にヤクルトの創業者となりました。

 

シロタ株は耐酸性がとても強くて、胃酸や腸液でほとんど死なないため、生きたまま腸に届き、高いプロバイオティクス効果が期待できるとされています。

 

主に小腸で働く乳酸菌です。

 

アレルギー抑制能力の検証結果

シロタ株は、Th1/Th2バランスを改善してIgE産生やアレルギー反応を抑制することを、アレルギーモデルマウスの実験で確認。

 

シロタ株は、Th1細胞への分化に重要なサイトカインであるインターロイキン-l2の産生を強く誘導する。

 

また、人間への実験も実施。

 

英国の花粉症患者で5ヶ月に渡るシロタ株飲料とプラセボ(偽薬)の飲用者グループ比較実験では、シロタ株飲用グループの血中IgEが有意に低数値を示した。

 

また、日本の花粉症患者への実験では、IgE数値に有意な差が見られなかったものの、鼻症状発症の遅延が認められた。

 

以上の結果は、ヤクルト本社中央研究所の志田寛氏によって、Japanese Journal of Lactic Acid Bacteria誌に発表された。

 

研究内容は、同氏と上野川修一(日本大学)、八村敏志(東京大学)、田村学(大阪大学)氏らの共同研究で得られたものとのことである。